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第12話「四人の戦い」

Penulis: 白浪まだら
last update Terakhir Diperbarui: 2025-11-13 17:57:10
 乾き切った荒野の道を四人は慎重に進んでいた。

 吹き込む風が砂を巻き上げ、視界は揺れる。

「……にしても、荒野って本当に味気ない場所だにゃ」

 ミュリナがぼそりとつぶやく。

 セリュオスはやや離れた場所を歩いている。

 その隣にはフィオラが並び、もう少しで肩が触れそうな距離に見えた。

「味気ないとしても、油断は禁物だぞ」

「セリュオスの言うとおり、荒野ではどんな魔物が出るかわからないわよ」

 フィオラは前方を見据えつつ補足する。

「まあ、オレはこういう荒れ地のほうが好みだなァ。木々に囲まれたような場所よりも、戦う時は開けた場所のほうが俺にも合ってるしよ」

 ダルクは足元の砂を蹴飛ばしながら、ぶつぶつと呟く。

「……ダルクは相変わらずね」

 フィオラが横目でダルクを見て、小さく笑う。

 その隣のセリュオスも笑っていた。

「……おみゃあら、本当に仲良しだにゃ……」

 ミュリナは少し眠そうに目を細め、三人を観察していた。

「なあ、ミュリナ。どうやって俺がフィオラとダルクを仲間にしたのか、聞いてみたいか?」

 セリュオスが少し声を張って口を開いた。

「ふふん。まあ暇だし、おみゃあがどうしても面白い話をしたいって言うなら、聞いてやってもいいにゃ」

 ミュリナが尻尾を揺らしながら答える。

 その反応を見る限り、まんざらでもなさそうだ。

「……まず、フィオラとは森で出会ったんだ。彼女が熊型のデカい魔物に襲われているところに出くわして、俺が力を貸して二人でその魔物を倒したんだ。それなのに、フィオラと来たら本当に頑固で全然その事実を認めようとしなくてなぁ」

 セリュオスはフィオラと出会った日のことを思い出しながら語る。

「ちょ、ちょっと! あの時は別にあなたに助けられたわけじゃないでしょう! たまたまタイミングが合っただけで……! それに、森で迷っていたのはどこの誰だったかしら!?」

 だが、すぐにセリュオスの横にいたフィオラが大慌てで訂正する。

 そうやって否定しつつも、セリュオスとフィオラの肩は触れ合いを見せていた。

「でも、助け合ううちに互いに認め合った。最初は行き先が同じだけだと言っていたのに、今では大事な旅の仲間になっている」

 セリュオスは横目でフィオラを見る。

 彼女も少し頬を赤らめて、目
白浪まだら

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